マトリクス表で自社製品を検索して、1件もヒットしない。「よし、非該当だ」。そう判断していませんか。
ヒットしなかった理由が「規制対象でないから」とは限りません。
法令が使っている名前と、現場で使っている名前が違うだけかもしれないのです。
たとえば、現場で「コンプレッサ」と呼んでいるものは、法令では「圧縮機」です。「乾電池」は「一次セル」、「ADコンバータ」は「アナログデジタル変換器」。この状態で現場語のまま検索しても、出てきません。
経済産業省は、この橋渡しのための一覧を公表しています。84語が収録された「読み替えが必要な用語(例)」です。化学品にはさらに270件の専用リストもあります。


この記事を読むと、あなたの検索はこう変わります
- 「ヒットしなかった」をそのまま非該当と判断しなくなります
- 名前のずれ方を4つのパターンで見分けられるようになります
- 化学品をCAS番号で照合できるようになり、表記ゆれに振り回されなくなります
- 社内専用の対訳表を作る手順が分かり、2回目以降の判定が速くなります
有料部分でお渡しするもの
無料部分では「名前のずれは実際に起きている」「対訳表が公表されている」というところまでを整理しました。ここから先の有料部分では、それを実務の手順に落とし込みます。
- ずれの4パターン:漢語vsカタカナ/略称vs正式名称/業界用語vs法令用語/表記ゆれ。それぞれの対策
- なぜ業界用語型がいちばん厄介なのか:業界にいる人ほど法令語を知らない、という逆転
- 検索の3段階の型:第1段階でヒットしても第2段階をやる理由(複数項該当の発見につながる)
- 化学品はCAS番号で照合する:名前ではなく世界共通の番号で引く。5つの軸で引ける270件のリスト
- リストに載っていない場合の分岐表:上位概念/構成要素に分解/技術部門へ確認/事前相談
- 社内用対訳表の作り方:「現場語 → 法令語 → 該当項番」の3列。属人化を防ぐ効果も
- 読み替えは検索の補助であって判定の根拠ではない:ここを誤解しないための整理
対価に見合うかどうかは、上の中身でご判断ください。以下は、その入口となる無料部分です。
名前のずれは、実際に起きています
経済産業省は、この問題に対応するための一覧を公表しています。「読み替えが必要な用語(例)」という資料で、84語が収録されています。
構造はシンプルです。

- 圧縮機 ↔ コンプレッサ
- アナログデジタル変換器 ↔ AD変換機、ADコンバータ
- 一次セル ↔ 乾電池
- ウラン ↔ ウラニウム
- 安全キャビネット ↔ バイオセーフティキャビネット、バイオハザード対策用キャビネット
「法令語 ↔ 現場語の対訳表」。
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