外国ユーザーリストの照合は、取引審査の中心です。そして、照合しているつもりで、事故が起きます。

【事故の形】
□ 去年ダウンロードしたExcelで照合していた
□ 社内システムに取り込んだまま、更新していなかった
□ 改定があったことに気づかなかった
□ 照合した記録に、版が書かれていなかった ★

★4つ目がいちばん困ります。 後から「どの版で見たのか」が説明できません。

経済産業省の用語集も、定義文の中でこう注意しています。

改定されるので、最新のものを確認する必要がある。

定義の中に「改定される」と書かれているリストは、他にあまりありません。それだけ動く、ということです。

みなとくん船長、去年のリストではダメなんですね
あんぼう船長ダメじゃ。載っていない会社が、今年は載っておるかもしれんでな
この記事は、現職で輸出管理・貿易実務に携わっている方に向けて書いています。

この記事を読むと、あなたはこう変わります

  • 「照合した」で終わらず、説明できる記録が残せます
  • 改定を検知する仕組みが作れます
  • 照合ロジックのに気づけます
  • リストの限界(載っていなくても当たる)が分かります

有料部分でお渡しするもの

無料部分では入口となる論点までを整理しました。ここから先の有料部分では、実際に動ける形にします。

  • ★改定は不定期。年1回とは限らない。「定期チェック」では足りず、検知の仕組みが要る
  • 改定時はリスト本体と改定概要がセット★改定概要を必ず読む(追加・削除・別名の追加・懸念区分の変更)
  • ★版管理の4ルール:①版を日付で持ち過去版を消さない ②照合記録に版を書く ③取り込み日を別に記録(改定日とのズレが事故の温床) ④再照合のトリガーを決める
  • ★改定時は全取引先を再照合。新規だけでは既存取引先の新規掲載を拾えない
  • 照合ロジックの落とし穴4つ別名を見ていない/日英どちらかだけ/表記ゆれ/「載っていない」で終わる
  • ★リストに載っていなくても需要者要件に当たる:用語集の定義文の「また」の読み方
  • リスト照合は需要者チェックリストの中の1項目。取引審査の全部ではない
  • 改定を検知する運用:監視/改定時の作業/記録の3段構え

対価に見合うかどうかは、上の中身でご判断ください。以下は、その入口となる無料部分です。


今の規模

照合しているつもりで起きる事故
照合しているつもりで起きる事故

説明会資料(令和7年10月9日施行版)に掲載されている国別の件数です。

国・地域 掲載数
イラン 257
北朝鮮 154
中国 127
パキスタン 103
ロシア 100
アラブ首長国連邦 29
香港 22
シリア 19
レバノン 9
台湾 5
エジプト 3
アフガニスタン/イエメン/インド 各2
イスラエル 1
合計 835

835件。これを手作業で照合するのは現実的ではありません。仕組みが要ります。

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